乗鞍の湧き水で育まれた手造り豆腐 Posted on 2021年2月17日2021年5月13日 中部山岳国立公園の中でも岐阜県圏内にある観光施設やイベント、名産品など様々な「中部山岳国立公園」の魅力をご紹介します。 川瀬豆腐店 今回は、奥飛騨、岐阜県高山市丹生川町駄吉の知る人ぞ知る名産の豆腐をご紹介します。「川瀬豆腐店」は、国道158号線の高山市街地~奥飛騨温泉郷間の丁度中間地点に位置し、158号線からは南側の小八賀川の向こうに工場兼店舗があります。 ひっそりとした山間の中、大きな看板を掲げた川瀬豆腐店を見かけたことのある方は多いのではないでしょうか。 北アルプスの乗鞍岳の恵の湧き水と国産の大豆で作られた豆腐は、確かな品質と味わいで飛騨地域で長年愛されてきました。その美味しさから、いつしか話題を呼び、飛騨の隠れた名産として飛騨地域以外の方々も足を運ぶ人気の豆腐店となりました。 豆腐の種類はわずか4種類のみ! 年間を通して8度という水温を保つ湧き水を使い、昔ながらの地釜で、国産大豆を使用し作られたこだわりの豆腐は、あまりたくさんの種類の豆腐を製造していません。作られているのは、「木綿」「ソフト」「おぼろ」そして飛騨の郷土料理「こも豆腐」です。豆乳プリンもひそかに人気の一品です。(現在の主力商品は、木綿と油揚げ、味あげの3品) 「川瀬豆腐店」の豆腐は身がぎっしり詰まって、重い!乗鞍の冷たい岩清水でぎゅっと締まった、大豆の風味豊かな食べ応えのあるお豆腐です。まずは冷ややっこで食べるのが、豆腐のみずみずしさが感じられておススメですが、身がぎっしり詰まっているので、豆腐ステーキなども食べ応えがあっておススメです。 カリッフワッ!絶品「味あげ」 ここ近年、飛騨の名産として人気が急上昇しているのは、味付きのおあげ。某有名人が、テレビで飛騨の味付けおあげを紹介したからでした。それまでは味付きのあげは飛騨では誰でも知っているものでしたが、飛騨以外ではあまり知られていませんでした。 しかし、テレビで紹介され、その美味しさを全国に紹介してからは飛騨のお土産といえばおあげ、というほど人気になりました。 ここ、川瀬豆腐店の味付けあげ「味あげ」も、もちろん全国的に人気商品となり、奥飛騨の丹生川町まで全国の人が買い求めに来られます。 「味あげ」の作り方は企業秘密 一番おいしい食べ方は、軽く火であぶる・・・ということはあまり家庭ではできそうにないので、オーブントースターで軽く焦げ目が付くくらい焼くのがお手軽でおススメです。 口に運び一口目はカリッ、噛み締めるとフワッともっちり。しょうゆのしょっぱさの中にも豆腐の甘みも感じられ、まさに絶品!これに似た食感の食べ物って、他にはなかなか思い当たらないのではないでしょうか。作り方も企業秘密だそうで、まさに、奥飛騨だけで味わえる隠れた名品です。 買ったその場で出来立てを食べられる 川瀬豆腐店」には、工場の隣にイートインスペースがあり、買ったばかりの商品をその場で食べることが出来ます。(夏場のみ) 出来立てのまだあたたかい豆腐やお揚げは本当に美味しい!と、川瀬豆腐店の豆腐に魅了された沢山のお客さんがリピーターとして何度も訪れます。店の前は、もしかして、奥飛騨の隠れた観光名所なの?と思うほど他県ナンバーがずらり。一度足を運んでみたくなります。 なかなか手に入らない幻の豆腐 川瀬豆腐店の、乗鞍の湧き水と昔ながらの地釜で作られたお豆腐は、大変人気があるため午前中に売り切れてしまうことも多く、なおかつお取り寄せや通信販売などもしていないので、なかなか手に入らない幻の豆腐と言われています。 でも実は、飛騨地域のスーパーなどに卸してみえるんです!これで、はるばる飛騨に来たのに手に入らなかったと気を落とす心配はありませんね! Aコープにゅうかわ他・高山市内有名スーパーで販売されています。 【川瀬豆腐店】〒506-2255岐阜県高山市丹生川町駄吉232TEL.0577-79-2221FAX.0577-79-2458http://kawase.hida-yado.net/index.html