美しい自然の絶景が広がる、高山市丹生川町。
長閑な田園風景が広がるその場所に、「Glass studio Halva」はあります。
今回は、光と透明感を活かし、暮らしに溶け込むような作品を制作する
ステンドグラス作家、岩平 朋美さんにお話を伺いました。
家族に寄り添い、共に成長するステンドグラス
小さな頃からもの作りが好きだったという岩平さん。
ステンドグラスとの出会いは、進学した芸術学校でのことでした。
綺麗な色だなと思い作り始めたステンドグラス。続ければ続けるほど、その魅力と可能性に夢中になっていったんだとか。
卒業後も研究室の助手や、ステンドグラス工房の専任講師として、常にガラスと向き合う日々でしたが、作品を作れば作るほど出てしまうガラスのロス。
そのロスに疑問を持ち、制作をやめよう!と決意をして、地元である高山市丹生川町に帰郷しました。
ガラスの世界から離れてしばらくは、山や自然に触れ、旅をして過ごしていましたが、旅先であるグァテマラで衝撃を受ける出会いがありました。
それは、捨てられるモノから作られたステンドグラスで彩られた家でした。
その出会いから「やっぱり作りたいんだ」と気持ちが高まり、丹生川町に自身の工房を構える事になりました。