絶景と美食に出会える飛騨の隠れ家~山のカフェレストラン「まめ正」 Posted on 2022年11月16日2022年11月17日 飛騨の高冷地野菜が盛んに栽培される高山市丹生川町は、岐阜県の北東に位置し、特産物の他に、認定ガイドが同行する乗鞍山麓五色ヶ原の森や、英雄として言い伝えられている両面宿儺などが知られています。今回はそんな丹生川町にある、山のカフェレストランのご紹介です。 乗鞍岳を眺めながら発酵尽くしの食事が楽しめる お店から見える乗鞍岳 高山市丹生川町籏鉾にて2022年2月26日にオープンした「山のカフェレストラン まめ正(まめまさ)」。まめ正では店主の大竹正弘さんが接客をし、料理教室の先生をされていた歌代美さんが料理を作りご夫婦でお客さんを迎えてくれます。 2年ほど前に歌代美さんの料理教室の生徒さんからの縁でこの地を訪れ、お店から見える乗鞍岳のこの景色に影響を受けて移住されました。移住されてすぐはお店を開く予定はなかったそうですが、自然の中に身を置いてご近所さんや飛騨の歴史と触れ合ううちに、歌代美さんご自身の中にある余力に気づき、正弘さんのバックアップもあり現在のまめ正の形ができました。 こだわり抜いた食材たちで作られる逸品 発酵まめなかな御膳 クリームあんみつ まめ正では、豆と発酵をメインとした料理を食べることができます。お料理は「発酵まめなかな御膳」で、選べるメインディッシュの他に、地元の川瀬豆腐さんの豆腐で作ったおからのサラダや、地元の野菜から自家栽培の野菜等を中心に使用した小鉢8品、お味噌汁と発酵酵素玄米のご飯がついてきます。通常の発酵酵素玄米は、玄米を小豆と塩と一緒に炊き、3日程度保温して熟成させた玄米ですが、まめ正の発酵酵素玄米は、小豆ではなく北海道産の黒千石大豆を使用して炊き、5日程度熟成させた玄米です。 黒千石大豆は現在免疫力アップ1番の豆と言われており、まめ正では北海道より直送された黒千石大豆を使用しています。塩は硫黄が香るチベットの紅塩を使用。味噌や、麹、柚子胡椒、納豆なども手作りで、アイスクリームやパンも発酵酵素玄米で作られています。 また、発酵酵素玄米からできた甘酒のアイス入りクリームあんみつは、硬めの寒天と黒千石大豆のコラボレーションと、自家焙煎されたフェアトレードのオーガニックコーヒーとの相性が抜群です。 何度訪れてもその味と癒しの空間に満足できる場所 総ひのきで造られている店内は1階と2階があり、1階はテーブル席となっています。落ち着いた雰囲気の店内で、天気の良い日は乗鞍岳を眺めなら食事ができます。2階は最大で10名ほどが座れるスペースとなっていて、子連れでも安心して利用することができます。 フードロスをなくす為にお店は完全予約制。その為、アレルギー、ビーガンなどの対応してくれるんだとか。ぜひ相談してみてくださいね。また、食べ終わった後もお客さんの様子を見て、おまけを出してくれることもあるとか。毎回訪れる楽しみがあります。 お店の外ではペット連れもオッケーなので、ペットと一緒に外で食事を楽しむ事ができます。まめ正の看板犬にも出会う事ができますよ。「2人で1人前という言葉がありますが、1人は1人前もないけれど、2人だと2人前になると思う」と歌代美さんはおっしゃいます。美味しいお料理を食べる事ができ、更にお二人の人柄に惹かれてリピーターが何度も通うのかもしれません。「お客様がお店へ来てほっとできる場所にしたい」というご夫婦の思いが沢山詰まった「まめ正」へ是非足を運んでみて下さい。 山のカフェレストラン まめ正 (まめまさ) 住所:〒506-2251 岐阜県高山市丹生川町籏鉾296番地1TEL:0577-70-8990 090-5516-6221営業日時:完全予約制 ※詳しくはお問合せください駐車場 :有アクセス:Googlemap