中部山岳国立公園の中でも岐阜県圏内にある「中部山岳国立公園」の魅力。
今回は、奥飛騨で栽培されている「香り」「辛さ」「痺れ」の三拍子揃った
「飛騨山椒」についてご紹介いたします。
奥飛騨で代々守られてきた飛騨の山椒
山椒とはミカン科の低木落葉樹で、古くから日本各地に自生し、実や若芽、花などさまざまな部位が料理に使用されてきました。
奥飛騨にある「飛騨山椒」では、奥飛騨温泉郷内で古来より自生していた「香り」「辛さ」「痺れ」の三拍子揃った山椒を、地元住民が代々守り栽培されています。不思議なことに、他の土地に移植してもこの香りは出ないとか。標高約800m、半径5km範囲の限られた土地で栽培された山椒のみが、飛騨山椒の爽やかな香りを産み出してくれるそうです。
土地や水、気温、朝晩には白い霧が立ち込める高冷地特有の気候風土など、さまざまな偶然が積み重なって出来るこの山椒、まさに自然の恵みです。
奥飛騨の気候が育てる、絶品の香り
もっと身近に感じてほしい!山椒活用法!
うなぎの蒲焼きに使うものというイメージが強い山椒ですが、
高級料理だけじゃもったいない!
もっと身近な調味料として活用できるんです!
- 蕎麦やうどん、焼き鳥やみそ汁など、唐辛子をかけて食べるものに合うことが多いので、是非試してみてください。
- コショウや、タバスコの代わりとして。
パスタやクリームシチュー、ピザ、ラーメン等々!意外なことに、トウモロコシの甘みが美味しいコーンスープにも合うんです。 - その他にも、クリームチーズに振りかけてピリリとした刺激が癖になるおつまみにも。
江戸時代、幕府への献上品でもあった和の香辛料
奥飛騨の気候が育てる、別格の香りと痺れをぜひ味わって下さい
参考サイト:(有)飛騨山椒 https://www.hidasansyo.com/
営業案内
岐阜県奥飛騨温泉郷(旧上宝村)に代々伝わる山椒の生産から加工、販売までを一貫して実施。その多くが京都に原料として出荷されていた山椒を、奥飛騨の特産品としてブランドを確立されています。
〒506-1431
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷村上35番地1
TEL:0578-89-2412
営業時間:9:00~17:00(土・日・祭日除く)
※新型ウイルス感染拡大防止の観点より、営業時間の変更あり。詳しくは下記URLよりご確認いただくか、お問合せください。
URL:https://www.hidasansyo.com/