乗鞍岳の7つの池のご紹介 Posted on 2020年12月16日2021年2月8日 大黒岳からの眺望 (画像提供:飛騨乗鞍観光協会) 乗鞍岳には、23の峰がある他にも、7つの池があり、それらも乗鞍岳周辺の雄大な自然の景色をより一層引き立たせてくれています。 火山の活動により形成された火口湖や溶岩流の堰止湖、通年で雪が消えない氷食湖など、今回は見どころいっぱいの乗鞍岳の池を紹介します。 乗鞍岳で最も高い位置にある権現池は日本第2位の標高を誇っています! 権現池 (画像提供:飛騨乗鞍観光協会) 画像提供:いこまいけ高岡 【権現池(ごんげん)】獅子の曲玉に似ていることから別名「曲池(まがりいけ)」と呼ばれています。乗鞍岳では、最も高い所にある火口湖で、御嶽山の二ノ池に次ぐ日本第2位の標高です。 画像提供:いこまいけ高岡 【亀ヶ池(かめが)】昔、亀甲岩が発見されたことから、「亀ヶ池」と名付けられたと言われています。 画像提供:いこまいけ高岡 【鶴ヶ池(つるが)】大黒岳の斜面から流れ込んだ土砂によりS字型の湖面となり、その形が鶴に似ていることから、「鶴ヶ池」と名付けられたと言われています。 画像提供:いこまいけ高岡 【不消ヶ池(きえずが)】乗鞍岳では、唯一の氷食湖です。北風に乗った雪が火口壁に囲まれた凹地に吹きだまり、その雪が年中消えないことから「不消ヶ池」と名付けられたと言われています。乗鞍の夏山の生活用水であるため、立入禁止となっています。 画像提供:パノラマ飛騨 【五ノ池(ごの)】豊水期になると、五つの池が一つの大湖沼となります。 画像提供:パノラマ飛騨 【大丹生池(おおにゅう)】昔、村里が干ばつに見舞われると、この場所が雨乞いの場になっていました。また、円空上人がこの池に千体の仏像を沈め、災いを収めたという伝説があります。 画像提供:石際 淳 様 【土樋ヶ池(つちどよのいけ)】烏帽子岳の西にある溶岩流による堰止湖です。 ※乗鞍岳には、立入禁止エリアがありますので、登山の際にはご注意ください。 乗鞍スカイライン公式HP:https://norikuradake.jp/