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北アルプスの裾野で有機農業を営む「飛騨上宝O2ファーム」

今回は北アルプスの裾野、高山市上宝町で
30品目以上の野菜を有機栽培で育てる「上宝O2ファーム」をご紹介します

北アルプスの裾野、高山市上宝町で農業を営む「上宝O2ファーム」。リーキ、サボイキャベツといった耳に新しい西洋野菜を中心に、飛騨ではお馴染みの漬物に使用される赤かぶや、薫り高いハーブ類など、30品目以上の野菜を栽培されています。

O2ファームは、およそ4年前から東京都内にある高級ホテルの契約農場になっており、ホテル内のレストランとバーで上宝O2ファームの野菜が使用されています。イタリアから日本へ来たオーナーシェフが、上宝のすばらしい環境を気に入り契約に至ったとか。
上宝は標高も高く、雪深い高冷地。昼夜の寒暖差が大きい冷涼な環境を生かし、味だけではなく薫りも別格の西洋野菜がすくすくと育っています。
イタリアンやフレンチでよく使用される野菜は輸入物が多く、国産はごくわずか。自然に囲まれた上宝でたくましく育つ、国産の西洋野菜はとても貴重です。

鮮やかなカラーキャロット

白:マルーシュカ 紫:コズミックパープル
黄:ジョーヌデュドゥイエロー オレンジ:ロデリカ

イタリアンパセリ
リーキ(西洋ネギ)
サボイキャベツ(フランス原産キャベツ)

地域が繋がり、循環する「社会的農業」

手作業で平らにならされた畝

上宝O2ファームでは、4つある畑で野菜をローテーションしながら栽培されていますが、その畑のすべてで使用されているのが、高山市丹生川町にある、㈱スピリットの有機堆肥。
O2ファームにとって命綱とも言えるくらい特別な堆肥です。
この堆肥は、NS乳酸菌という特殊な乳酸菌を摂取した、牛のふんから生み出された悪臭のない堆肥です。春に畑全体に漉き込むことで一年持つため、途中の追肥をすることもないのだとか。この堆肥を使用して作られた野菜は、見た目にも生き生きとし、味も香りも違うと好評を得ています。

畜産からでた堆肥を有機堆肥に。その有機堆肥を使って野菜を育てることにより、美味しい野菜がレストランや、各家庭の食卓へ並ぶ。地域が断絶することなく、自然と資源が繋がり、大きな循環の輪が広がっていきます。

上宝O2ファームの野菜は、個人でも購入できる場合があります。
野菜の種類や購入方法など、
Instagram(@hidakamitakarao2farm
よりお問い合わせください。
上宝発の貴重な国産西洋野菜、ぜひご家族一緒にご賞味ください。

事業者情報

【上宝O2ファーム】
高山市上宝町本郷
Instagram:@hidakamitakarao2farm

【株式会社 スピリット】
〒506-2131
岐阜県高山市丹生川町大萱1150番地
ホームページ:http://www.spirit-bc.jp/
Facebook:株式会社 スピリット

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