北アルプスの裾野、高山市上宝町で農業を営む「上宝O2ファーム」。リーキ、サボイキャベツといった耳に新しい西洋野菜を中心に、飛騨ではお馴染みの漬物に使用される赤かぶや、薫り高いハーブ類など、30品目以上の野菜を栽培されています。
O2ファームは、およそ4年前から東京都内にある高級ホテルの契約農場になっており、ホテル内のレストランとバーで上宝O2ファームの野菜が使用されています。イタリアから日本へ来たオーナーシェフが、上宝のすばらしい環境を気に入り契約に至ったとか。
上宝は標高も高く、雪深い高冷地。昼夜の寒暖差が大きい冷涼な環境を生かし、味だけではなく薫りも別格の西洋野菜がすくすくと育っています。
イタリアンやフレンチでよく使用される野菜は輸入物が多く、国産はごくわずか。自然に囲まれた上宝でたくましく育つ、国産の西洋野菜はとても貴重です。