五色ヶ原の森は国内でも先駆けて、認定ガイドが同行しないと入山できないという制度を導入し入山者の制限を行っています。
指定管理者である「五色ヶ原の森案内人の会」には森の案内人(認定ガイド)が約40人程在籍しています。
今回は森の案内人の一人である、大澤万里子さんにお話しを伺いました。
埼玉県出身という大澤さんは、北アルプス双六小屋でのアルバイトを経験し、この地の大自然に魅せられ岐阜県高山市に移住したそうです。その後知人の紹介で五色ヶ原の森のガイドとなりました。
初めはただ自然が好きというだけだったのが、ガイドの仕事をしていくうちに人に伝えることで改めて学ぶ機会が増え、この仕事の奥深さを感じるようになったそうです。
先輩ガイドから当地に伝わる、森の恵みに感謝しそして活かす、知恵と工夫に満ちた暮らし方に触れる事は、現代の大量消費的な生活を考え直す機会にもなっていると大澤さんは言います。