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新平湯の自然が育んだ、風味豊かな絶品そば

寒暖差の激しい、奥飛騨の高地で育つ風味豊かなそばの実。
自家栽培にこだわり、種まきから収穫・手打ちまで地元住民で行われています。
今回は、手間暇かけて育てられた奥飛騨のそばをご紹介します。

新平湯温泉、上地ヶ根にある そば畑

奥飛騨温泉郷の中ほどに位置する「新平湯温泉」。温泉地で有名なその地で、そばが栽培されています。
奥飛騨でそばの栽培が始まったのは9年ほど前から。荒廃地だった土地を地元住民で開拓し、「過去に新平湯で育てられていたそばを、もう一度栽培しよう!」と始まったことがきっかけでした。
朝霧のかかるような標高800~1,000mの高冷地に位置する、新平湯温泉・上地ヶ根高原にあるそば畑は冷涼な気候で昼夜の寒暖差が大きいため、美味しいそばが栽培できるとされています。

そばは雨に弱い作物のため、梅雨が明け晴天が続く7月頃に種まきをします。秋口になると可憐で素朴な白い花を咲かせ、その花が落ちると実がなります。収穫は山々が色づき始める10月中旬頃。
収穫された実は、ゴミを取り除いたのち、適度な水分量になるまで天日干しがくり返されます。
その後そばに混入している、砂・小石・土など不純物を取り除く「石抜き」や、そばの実を摺り合わせ綺麗に磨いていく「磨き」がかけられ、次はいよいよそば粉にするための石臼挽き。地元のそば打ち名人 佐野さんの自宅で石臼を使い、丁寧に製粉作業が行われます。こうして自家栽培にこだわり、新平湯でしか味わうことのできないそばが出来上がります。

地元住民による、手打ちそば

奥飛騨の自然の中で味わえる、しんひらゆ温泉タルマのそば祭り

地元住民が手間暇かけて作った、新平湯のそばを味わうことができるのは、年2回、春と秋に開催される「しんひらゆ温泉タルマのそば祭り」
秋はもちろん新そば。そば祭り会場の「
しのぶ砂防ダム親水公園」からは、赤や黄色に染まった紅葉きらめく山々を眺めることができ、採れたてのそばの香りと共に堪能することができます
春のそば祭りで味わうことが出来るのは、他ではあまり聞かない「川床そば」。川床そばとは、そばの実を平湯川が流れる砂防トンネルで半年間貯蔵したそばのこと。天然の冷暗所で寝かせたそばは、あま味やうま味が増して美味しいと好評を得ています。会場近くを流れるタルマの滝と新緑を眺めながら食べるそばは絶品です!この蕎麦を食べるためだけに出向く人もいるほど。ぜひ、現地で味わってください。

※令和3年度、春のそば祭りは、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点より中止。
秋の開催日は未定です。

お問合せ先

奥飛騨温泉郷 新平湯温泉観光協会
公式サイト:https://shinhirayuonsen.com/

新平湯温泉に関するお問い合わせ
TEL:0578-89-2614(奥飛騨温泉郷観光協会)
奥飛騨温泉郷観光協会 公式サイト:https://www.okuhida.or.jp/

画像提供:奥飛騨温泉郷観光協会

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