「中部山岳国立公園」の魅力をご紹介します。
奥飛騨温泉郷のご紹介
奥飛騨温泉郷は、日本列島のほぼ中央、中部山岳国立公園の岐阜県側に位置し、槍・穂高連峰・乗鞍岳・岐阜県の単独最高峰の笠ヶ岳の名峰に囲まれており、平湯温泉、新穂高温泉、栃尾温泉、福地温泉、新平湯温泉の5つの温泉地から構成されています。その中で平湯と新穂高が国立公園に指定されています。
岐阜県と長野県を結ぶ安房トンネルが1997年12月に開通した以降は、関東方面からのアクセスが大変便利になり、近くにある飛騨高山、乗鞍岳、上高地などの有名観光地が数多くあることから観光地を結ぶ交通の要所として多くの観光客でにぎわっています。
源泉数100本超、露天風呂の数 日本一を誇る全国屈指の温泉地
奥飛騨温泉郷の5つの温泉地はそれぞれ源泉が違い、総数で100以上の源泉があります。古くから数多くの人々に親しまれてきた奥飛騨温泉郷の湯は泉質も様々なのが特徴で、透明、茶褐色、緑褐色、白濁と施設によって異なり、中には源泉を数本所有する宿もあり、宿ごとで違う温泉を楽しめることが奥飛騨温泉郷の特色となっています。
奥飛騨温泉郷は国民保養温泉地
国民保養温泉地とは、温泉法(昭和23年法律第125号)に基づき温泉の公共的利用増進のため、温泉利用の効果が十分期待され、かつ健全な保養地として活用される温泉地を環境大臣が指定しているものです。
それぞれの温泉で沢山の効能を持つ奥飛騨温泉郷は、令和元年5月現在全国79か所の国民保養温泉地のうちの一つに数えられています。また、温泉本来の効果を活かすため、自然環境との調和と景観の形成による相乗効果を最大限活用し、保養・休養・療養の場としてふさわしい温泉地づくりをしています。
東海エリア人気温泉地ランキング3位 満足度1位
奥飛騨温泉郷は、訪れたお客様の多くから高評価をいただき、大手旅行サイトの人気温泉地ランキングでは、毎年、上位を獲得しています。気取らない庶民的な民宿から、ペンション、高級旅館や1日8組限定の大人宿まで多彩な宿泊施設で旅行者を楽しませてくれます。
口コミ評価が高い温泉地としても有名で、一度泊まったお客様が評価する「もう一度行きたい温泉地」ランキングでも、高評価を獲得しています。
高評価の理由は、豊富な温泉・開放的な露天風呂・北アルプスの絶景など、立地や恵まれた資源という点もありますが、一番評価されているのは、おもてなしの心や人の温かさというところです。
(出典元:じゃらんネット:https://www.jalan.net/news/article/414627/2/)
*奥飛騨温泉郷の冬のイベント情報*
平湯大滝結氷まつり
毎年2月15日–25日に開催する平湯大滝結氷まつり。
日本の滝百選に名を連ねる名瀑「平湯大滝」
高さ64m、幅6mの滝が凍てつく寒さに凍り付き、奥飛騨の厳しい寒さと大自然が織りなす冬ならではの造形美がお楽しみいただけます。
夜間には幻想的にライトアップされ、見る人を魅了します。
中尾かまくらまつり
毎年2月1日–10日に新穂高温泉の中尾高原で開催する中尾かまくらまつり。
例年会場内に大小のかまくらが作成され、氷のキャンドル等で幻想的にライトアップされます。子供から大人までのんびりと幻想の世界をお楽しみいただけます。
青だるライトアップ
毎年12月下旬 – 3月下旬に福地温泉で開催する青だるライトアップ。
「青だる」とは岩から滴り落ちる水が凍りついて、青い水の帯のように見える現象のことをいいます。実際には山奥でしか見られない自然の産物を、福地温泉では沢の水を温泉街の木々に噴霧し、青く垂れ下がる様子を温泉街に再現しています。
日中は透き通るような青色が美しく、夜間はライトアップされより一層幻想的な雰囲気になります。
タルマかねこおりライトアップ
毎年12月下旬 – 2月28日に新平湯温泉タルマの滝・親水公園一帯で開催するタルマかねこおりライトアップ。
新平湯温泉の名水「たるま水」の滝が結氷した姿をライトアップで照らしだし、幻想的な雰囲気を醸し出します。
1月下旬~2月上旬には特別イベントが開催され、もてなしの館となる合掌小屋「たるまの館」内では冬の絵馬市が開催されます。
幻想的な風景とともにお楽しみ下さい。
栃尾温泉 冬のイルミネーション
毎年12月下旬 – 2月末日に栃尾温泉の清流「蒲田川」河畔にある散策広場の木々を装飾して開催するイルミネーション。
優しい光に包まれた一味違ったイルミネーションの美しさをお楽しみいただけます。会場に隣接する荒神の湯(栃尾温泉公共の露天風呂)は22:00まで利用できるので、イルミネーションと共にお楽しみ下さい。
※画像提供:奥飛騨温泉郷観光協会