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地獄平砂防堰堤

曲線美が抜群のビュースポット

地獄平砂防堰堤

 地獄平砂防堰堤(じごくだいらさぼうえんてい)は、平成17年3月に完成した蒲田川に架かる大暗渠砂防堰堤です。槍穂高連峰や笠ヶ岳などの急峻な地形を水源とする蒲田川は、大量の土砂を流出し、古くから水害が多かったため造られました。
 昔、この周辺は蒸気が噴き出していたことから、地獄平と呼ばれていましたが、長年の砂防事業の一助もあり、今では温泉地に発展しました。そこで長年砂防事業に携わってきた先人の苦労を称え、地獄平砂防堰堤と名付けられました。
 暗渠(堰堤に設けられた水路)があるため、平時には魚や水生生物の往来を妨げず、中小増水時には水と土砂を下流に流し、大規模な増水時には堰堤上流に土砂を堆積させ、土砂を制御出来るように造られています。
 標高919.5mに位置しており見晴らしの良い堰堤上に設けられた歩道からは、西穂高岳など飛騨山脈(北アルプス)の山々、新穂高ロープウェイの往来が見渡せる景観の素晴らしい堰堤です。


問合せ:0578-82-1220(国土交通省 神通川水系砂防事務所)
駐車場:あり
アクセス:濃飛バス平湯・新穂高線「佳留萱」バス停下車徒歩6分
     平湯バスターミナルから車で約25分

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