奥飛騨さぼう塾
奥飛騨の土砂災害と砂防のすべてが分かる
奥飛騨さぼう塾は、1984年に開館した砂防資料館です。
奥飛騨温泉郷は槍穂高連峰などの下流域に位置し、焼岳火山群の山麓となるため、今まで幾度もの土砂災害等が発生していました。標高3,000mを超す北アルプスの山々は、樹木が育たないためとても崩れやすいことに加え、火山噴火を幾度と繰り返した火山灰が堆積しており、激しい豪雨で土砂が流出してしまうことによるものです。
奥飛騨さぼう塾では、奥飛騨のこれまでの土砂災害とそれを防ぐ砂防の歴史、砂防の役割や仕組みや変遷を、ジオラマやパネル、実際に使われていた道具などで分かりやすく紹介しています。館内には雄大な山々を見ながら休憩ができる「北アルプス展望台」もあります。
住所: 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾2-34
問合せ: 0578-89-2133(奥飛騨さぼう塾)、0578-82-1220(国土交通省 神通川水系砂防事務所)
開館時間:4月下旬~11月 9:00~16:30
料金:無料
駐車場:あり(無料)
アクセス:濃飛バス平湯・新穂高線「中尾高原口」バス停下車徒歩1分
平湯バスターミナルから車で約25分
HP:https://www.hrr.mlit.go.jp/jintsu/sabodb/jyuku/jyuku.html
その他:バリアフリー対応(1階のみ車イス可)