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花餅づくり

一般社団法人 ふるさと体験飛騨高山

◆ 体験内容 ◆

飛騨に伝わる、年の瀬の風物詩「花餅」を作る体験です。木の枝に小さな紅白のお餅を彩りよく巻き付けていき、雪国のお正月を華やかにする、お正月飾りを作ります。花餅を通し、飛騨地域独特のお正月の風習や生活文化を学んでください。出来上がった花餅は、お土産としてお持ち帰りいただけます。
体験時間は30分~1時間程度なので、旅行中に立ち寄り気軽に体験することが出来ます。


◎ この体験の行程 ◎

  • 基本的に、ふるさと体験飛騨高山に所属する体験民宿等に宿泊される方が対象となる体験ですが、
    10人以上集まれば体験のみも可能(応相談)
  • 体験会場は宿泊される宿となりますが、人数が多い場合は田舎体験館(予約時に確認)

受 付 体験予定時刻の30分前には到着し、受付や準備をしましょう。
(必要な方は、エプロンを着用)

【事業者側でお餅を搗き、細長く切った状態で準備済】
巻き付け 細長く切られたお餅を、枝に巻き付けながら取り付けていきます。

完 成 花餅の完成です!出来上がった花餅は、お土産としてお持ち帰りください。
※所要時間は小さいサイズ(高さ40cm程度の枝3本)で30分~1時間程度。


番外編 ▶ お持ち帰り後はご自宅で飾り、ひな祭りの頃に油で揚げて「あられ」として食べることが出来ます


飛騨の新春を鮮やかに彩る風物詩

その昔、雪深い飛騨地方では、お正月に飾るための生花は手に入りにくいものでした。そこで、生花の代わりに木の枝にお餅を巻き付けた「花餅」が、お正月に彩りを添える装飾品として飛騨地域の風物詩となりました。花餅のサイズは20cm程度の小さなものから、数mにもなる立派なものもあります。
昨今、各家庭で作られることは少なくなりましたが、年末になると店頭に並び買い求める人も多い、飛騨の季節の中で愛されてきた文化です。

飛騨の花餅は「ひこばえ」と呼ばれる、切り株からでた枝にお餅を付けるのが一般的ですが、ふるさと体験飛騨高山では、気軽に花餅づくりを体験してもらうため、40cm程に切られた枝にお餅を巻き付けたものを3本作ります。お土産としてお持ち帰りできるので、ご自宅で花瓶などに挿して飾り、雪国のお正月文化を感じて下さい。


持ち物や準備がほぼ必要ないので、気軽に体験OK!

花餅づくりの大変な部分(下記)は、あらかじめ事業者側で準備。

  • 枝の用意
  • お餅を搗く
  • 搗いたお餅を細長く切る

そのため、実際に体験するのはメインの餅つけ。食紅でピンク色に色づいたお餅と、白いお餅を、見た目のバランスを考えて枝に巻き付けていきます。
お餅は均等に伸ばす際、くっつかないよう餅粉をつけて延ばすため、表面はサラッとしていますが、切り口はお餅特有の粘りがあります。その粘りをうまく利用して枝に付けていきます。
単純な作業のようですが、お餅を延ばしすぎると、せっかく枝に付けても乾燥してパラパラと落ちやすくなり、反対に厚すぎると枝にうまくつかなくなるため、加減がなかなか難しいです。やりながら少しずつコツをつかんでいきましょう。


    台座付きの花餅は豪華でおすすめ!

    時間のある方は、台座のついたもう少し大きめの花餅を作ることもできます。要望に合わせ、相談しながら臨機応変に対応してくれるので、予約時に希望を伝えてみてください。
    大きな花餅は作るのに時間がかかりますが、台座がつくと一気に豪華になります。台座に固定したものを持ち帰り、根元にヒノキや松などの常緑樹の葉をあしらうと、より一層趣がでて、素敵なお正月飾りになりますよ。

    飛騨では、花餅をお正月が終わってからもそのまま飾ります。ひな祭りを迎える頃には餅が乾燥してくるため、乾燥した餅を油で揚げて「あられ」として食べます。飾るだけではなく、最後は食べることが出来るなんて、昔の人の知恵に感心します。
    味付けは、アッサリと塩のみもいいですが、砂糖としょうゆを絡めて甘辛くするのも美味しいですよ。

     


    ◇ こんな人におすすめ ◇

    小さなお子様から、お年寄りまで、年齢を問わず体験できます。
    飛騨の文化を学ぶ学校や、地域のイベントとして作ってみるのも良いでしょう。その昔、生花を手に入れることが難しかった雪国の文化を家に帰ってからも感じてください。


    ◇ 体験者の声 ◇

    • 完成した花餅は、本当に花が咲いたみたいに綺麗!
    • 飛騨の風物詩を自分の手で作られたことが良い経験だった。
    • 出来上がったものを、自分の家に飾ってお正月を迎えたい。
    • 目で楽しんで、最後は食べられるなんてビックリ!
    • 「ひなあられ」にしたら、子供や孫に食べさせてあげたい。

    編集部のおすすめポイント
    「飛騨のお正月の風物詩をご自宅でも。花餅で迎えるお正月」

    飛騨の雪深くて長い冬。手に入りにくい生花の代わりに、お正月を華やかに迎えるための飾りを考え、いつからか家に花餅を飾るのが飛騨の冬の風物詩になりました。元々は雪を表す白いお餅のみで作られていたようですが、そこにピンク色が入り、お正月らしい紅白の鮮やかな花餅が定番となりました(近年は青や黄色など、カラフルな花餅もあります)。体験で得たコツを生かし、ご家庭でも自分好みの花餅を作ってみてください。ご自宅の玄関やお部屋に飾ると、雪国のお正月文化を感じることが出来ます。
    飾った後のお楽しみ「あられ」にもぜひ挑戦し、飛騨の人々の生活に知恵や工夫を垣間見てください。お子様と作った時のことを話しながら、サクサクの雛あられを楽しんでください。


    ◆ 事業者様のご紹介 ◆

    一般社団法人ふるさと体験飛騨高山

    一般社団法人ふるさと体験飛騨高山は、農山村体験型観光(グリーン・ツーリズム)を推進する団体です。

    高山市は東京都に匹敵する広大な面積を有し、その約92%が森林という、森林面積においても日本一広い市です。
    豊富な自然や農山村地域における農林業・生活文化などの地域資源を活かし、農業体験や自然体験などの各種体験活動や、市内各地区と連携した体験ツアーや教育旅行など、多種多様なニーズに合わせた企画の提案や受け入れの調整・コーディネートなどが行われています。


    ◆ 事業者様からのメッセージ ◆

    冬に花が手に入りにくかった飛騨地方では、雪に囲まれた冬の期間に少しでも家が明るく華やかになるようにと花餅を作ってきました。今では冬でも生花が簡単に手に入る時代になりましたが、昔の飛騨の人々が、花の見られない正月を、身近な物でいかに華やかに飾るかを考えた工夫やアイデアを、体験を通して知っていただけたらと思います。そして、日々の生活を豊かにするための飛騨の先人の知恵や伝統を感じながら、飾って眺めていただけたらと思います。


    ◆ 事業者情報 ◆

    業社名一般社団法人ふるさと体験飛騨高山
    所在地岐阜県高山市丹生川町日面73番1
    電話番号0577-79-2005
    FAX番号0577-79-2006
    事業社URLhttps://www.furusato-taiken.com/
    お問合せ先お問合せフォーム:https://www.furusato-taiken.com/contact/

    ◆ 体験プログラムについて ◆

    コース名花餅づくり
    体験内容詳細https://www.furusato-taiken.com/menu/lifestyle_culture_experience/
    開催期間通年
    定休日なし
    参加可能年齢不問
    料金民宿にご宿泊される場合、体験料金込み1泊2食付きで8,500円/人(税別)
    【体験のみ】1人(小学生以上):1,500円(人数、条件により変動あり応相談)
    ※基本的に、ふるさと体験飛騨高山に所属する体験民宿等に宿泊される方が対象。
    料金に含まれるものお餅、枝などの材料
    持ち物なし
    支払い方法現地決済
    所要時間30分~1時間
    予約方法電話・予約フォーム・FAX ※ご希望日の1か月前まで
    ※予約フォーム、FAX推奨(電話に出られない事があるため)
    予約フォーム:https://www.furusato-taiken.com/contact/#reserve
    予約の最小数6名以上(2家族程度)
    予約の最大数40名
    サービス言語日本語・英語
    旅行業者登録番号岐阜県知事登録 旅行サービス手配業 第13号
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