
飛騨山脈(北アルプス)笠ヶ岳に、春だけの“幻の風景”が現れ始めました。
雪解けが進むこの季節、山肌に浮かび上がるのは・・・まるで駆ける馬のような残雪。
この「馬の雪形」は、ただ美しいだけではありません。古くから里では、田畑の準備を始める目安とされ、農作業の始まりを告げる自然の暦として大切にされてきました。
長い冬を越え、山とともに動き出す人の営み。
自然の変化を読み取りながら暮らしてきた知恵が、今もこの風景の中に息づいています。
標高2,897mの笠ヶ岳。
その山肌に一瞬だけ描かれる“春のサイン”を、ぜひ探してみてください。