双六川は大陸ゆかりの飛騨花崗岩類を刻んで、飛騨山脈西側の最奥部を源流とする河川です。 飛騨花崗岩類は繰り返し変成作用を受けているために、風化しにくくなっています。 このため、双六川の谷筋には花崗岩などが風化したマサ土が少なく洪水になっても濁りが速やかに収まります。 濁りのもとが少ない清流となり、淵となる部分では鮮やかな緑色の水をたたえます。 花崗岩の白さと水の緑が独特のコントラストを見せてくれます。