笠ヶ岳カルデラ火山の外側カルデラにある、垂直の壁に取り囲まれた2168mの岩峰です。 4期に分けられる笠ヶ岳カルデラ火山の活動のうち、第2期に形成された層厚1600mの溶岩を主体とする笠谷層に含まれ、溶岩の節理が垂直の岩壁を構成しています。 クライマーからの人気も高く、県道槍ヶ岳公園線から2km余りの位置にあり、双眼鏡を使えば岩壁にとりつくクライマーの姿を見ることもできます。