この山の特徴は広くなだらかな稜線です。 標高2860mのこの山のまわりには1万年前に終わった氷河期の、氷河の侵食により削り取られたやせ尾根ばかりが見られます。 天空の飛行場ともよばれるこの尾根は、砂れきが広がり周氷河地形の線状構造土も見られ、大規模な高山植物の群生地も広がります。 氷河におおわれながらもその侵食からまぬがれた、特徴的な稜線と言えます。