穂高連峰の北端、北穂高岳3016mから切れ込む岩の墓場ともよばれる谷です。 谷の奥には北穂ドームをはじめとする岩壁が屏風のようにそびえ立ちます。 槍穂高カルデラ火山のマグマからできあがった滝谷花崗閃緑岩の名前は、この谷に由来しています。 1928年9月、この岩壁を初登攀した藤木九三のレリーフが谷の入り口に設けられています。