飛騨山脈で唯一噴煙を上げ続ける焼岳を中心とする焼岳火山群は、新旧二つのグループからなる火山の集合体です。 中央の焼岳と、右側に連なる白谷山、アカンダナ山は2万6千年前から活動を始めた新期焼岳火山です。 焼岳の左に続く尾根上の岩坪山と手前に広がる大棚は12万年前から8万年前にかけて活動し、焼岳左奥の割谷山は7万年前に活動した、旧期焼岳火山です。