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ジオドライブガイド 双六渓谷探訪

このエリアについて

双六渓谷には飛騨帯の古い花こう岩が広がります。飛騨帯は日本で最も古いバソリスとよばれる深成岩の集合体です。花こう岩と言っても様々に異なる表情を持った岩相が見られます。花こう岩同士が熱変成を起こしたり、地殻変動による大きな圧力で変質したり、飛騨帯の岩石は複雑です。飛騨帯というのは日本列島が大陸からはなれたときに、大陸をつくっていた地殻の一部が大陸から引き離されてここまで来たものです。
花こう岩は白い岩肌を見せます。この谷の水はエメラルドグリーンのふちをつくります。白と緑のコントラストに季節の彩が映え、いつ来ても飽きることのない渓流です。
また、この谷には民話がいくつもあり、登場するあまのじゃくは、生き生きとした子どもたちと、見守る大人たちの関係を彷彿とさせます。

ジオドライブガイド 双六渓谷探訪マップ画像

ネズミ石

ネズミ石の風景双六渓谷に入ってすぐ、道路左側にあります。
看板は出ていますが見落としやすいので注意してください。
このネズミ、いたずら者であちこちのお鏡を食べました。優しい女神さまがさとしたのですが、言うことを聞きませんでした。そしてついに石の中へ閉じ込められたとのことです。(諸説あります)

盤の石

盤の石の風景ネズミ石から3kmほど上流に向かうと、やはり道路の左側少し上がったところに盤の石があります。
月の神様が、月見のお供えに誘われこの谷を訪れ、双六あそびをしました。
この地のあまのじゃくが、いたずらをして月の神様があわてて双六盤とさいころを忘れていったとのことです。
この石に触ると大雨になるといいます。

材木岩

材木岩の風景盤の石を過ぎ、少し進むと大規模林道と市道の三差路があります。
双六ダム方向に向かうせまい道へと進みます。対岸へ渡る岩波橋が見えてきます。
岩波橋を渡ると、材木岩と栃の連理木の案内看板が目に入ります。
案内に従って30分ほど登ると現地に到着です。
弘法大師がお寺を建てようと準備した材木をあまのじゃくが石に変えたといわれています。
64万年前に福地温泉付近で噴火した上宝火山の火砕流堆積物です。

双六ダム

双六ダムの風景岩波橋からさらに上流へ。数分車を進めると双六ダムが見えてきます。
発電所へと送水しているダムです。
トンネルを抜けると、双六渓谷特有のエメラルドグリーンのダム湖が出現します。
河床は花こう岩で、この水を見るだけでも、訪れる価値のある場所です。

見座水力発電所

見座水力発電所の風景奥飛騨温泉郷から上宝町にかけては、大手電力会社以外の発電所がいくつもあります。
高原川では栃尾、葛山の発電所。双六渓谷では池尾発電所、金木戸発電所、金木戸第2発電所などがあります。
上宝町見座にある巨大な水圧鉄管路は、二つの谷の水を初めて合流させ見座発電所へ送ります。
奥飛騨は地形を活かした水力発電のふるさとでもあるわけです。

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