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飛騨山脈のジオのおはなし

第1章 飛騨山脈ジオパーク構想

めざせ!飛騨山脈ジオパーク

コラム第1章画像ジオパークというのは、ジオ(地球・大地)とパーク(公園)を組み合わせた言葉なのですが、その目的とするところは、私たちの住んでいる地域がどれほど素晴らしい場所なのかを知り、この地域に住み続けたい、守りたい、元気にしたいという思いを高め、将来にわたって故郷に誇りを持つことができる地域づくりを目指すものです。
 飛騨地方は日本で最も古い化石の産出地から始まり、日本列島が大陸の縁(へり)にあったころの花こう岩、遠い海の底につもった堆積物からできた地層を基礎として、巨大火山の活動、大陸縁の湖の時代、飛騨山脈を作り上げ今なお続くマグマの活動まで、約5億年にわたる連続した地質時代を見ることができる場所です。 飛騨山脈をテーマとすることから、エリアは奥飛騨温泉郷、上宝町、丹生川町としていますが、地学事象の範囲は高山市内全域に広がっています。
 飛騨山脈ジオパーク推進協議会は、ジオパークの意義を皆さんに広くご理解をいただくため、飛騨地学研究会の皆さんのご協力を得て、広報たかやまの紙面をお借りして、ジオパークエリア内の見どころ「ジオサイト」を毎月紹介してまいります。
 なにとぞ、ジオパークの活動を通して、持続可能な地域発展を目指す、飛騨山脈ジオパーク推進協議会へご加入いただき、私たちみんなのジオパークにご支援を賜りますようお願い申し上げます。(飛騨山脈ジオパーク推進協議会)

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