

令和8年は午年です。飛騨地域には、近世の社会や価値観を反映した名馬伝承が複数伝えられており、
「大黒」、「山桜」はその代表格です。
上宝町の「大黒」は、体格・性質ともに優れた馬であったとされ、献上馬として差し出されたことにより、
地域に経済的・社会的利益をもたらした存在として語り継がれています。
一方、丹生川町の「山桜」は、危急(火事)の際に主君を助けた忠義の馬として伝えられています。
詳細については諸説あるものの、住民を危難から救った、あるいは主君を安全な場所へ導いたという点が
共通するエピソードです。
午年にちなみ、暮らしとともにあった馬の歴史に目を向けてみてはいかがでしょうか。