奥飛騨温泉郷平湯の平湯大滝は、烏帽子火山体の山体崩壊によって、流れ出た四ツ岳火山帯溶岩流の上に形成された落差64ｍ、幅6ｍの壮大な滝です。日本の滝100選、飛騨三大名瀑、岐阜の名水50選に選出されています。毎年2月には結氷した滝の姿をライトアップする平湯大滝結氷まつりが開かれ、色とりどりに照らし出される幻想的な雰囲気を楽しめます。
乗鞍岳周辺では火山活動による溶岩流の末端によって形成された滝が複数みられます。
〇蓑谷三滝・沢上谷（そうれだに）
上宝火砕流によって台地が形成され、それを沢上谷が深く侵食して形成されたものです。蓑谷大滝、五郎七滝、山犀滝の3つの滝が流れ落ちる地形となっており、沢登りコースとしても人気があります。